家族療法というのは、簡単にいうと、
「家族」を1つのシステムとして捉え、
問題を抱えている本人だけではなく、家族全体で取り組む療法です。

例えば引きこもりの子どもがいる場合、
苦しいのは本人だけかというと、そんなことはありません。
例えば子どもが引きこもることにより、親が責任を感じて落ち込む。
ストレスを感じて親のほうも、うつ気味になってしまう
または両親が責任を押し付けあい、そのような両親の様子を見て、子どもは余計に人間不信になり…
というふうな負のスパイラルに陥る。
こういったことは決して珍しくはありません。

また家族の誰かが心を病んでしまうとき、
その主因が家族内にあったというケースも多くあります。

家族療法を行う場合、本人との面談だけではなく家族との面談も行われます。
出来るだけ家族一丸となって取り組むのが望ましいですが、
たとえば本人と母親だけ、本人と兄弟だけという形でも可能です。
しかし両親や配偶者の影響は特に大きいですから、
出来るだけ両親、いる場合は配偶者は共に家族療法に取り組むことをお奨めします。

面談で問題を探るとともに、家族関係の改善などを目指します。
また心理教育的家族療法というものもあり、こちらは
精神疾患に対する知識だけでなく、食事や運動などによる日常療法など、家族が協力できるような身近なものから、
クリニックなどの場合は薬剤知識も身に付ける場合もあります。

特に食事療法は家族の協力があると容易にしていけますので、
台所を預かる方が参加されるのが、望ましいと思います。

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